うつ病の患者さんは、日頃からストレスとなっていた事柄に加えて、病気や将来への不安、なかなかよくならない自分へのあせりなど、さまざまな悩みを抱えています。周りの人は、まず、その気持ちを「否定せず、客観的に、決めつけず、励まさず」、聞いてあげてください。
- 真摯に話を聞くことが大切。でも、相手に感情移入するのではなく、むしろ客観的に聞く。
- 相手の話を否定せず、つじつまの合わないようなことであってもいったんは受け止める。
- ◯◯すべき…というように決めつけるいい方をしてしまうと、患者さんの負担になることも。
- 患者さんの話を聞いていると、どうしても「がんばって」と励ましたくなるもの。でも本人はがんばりたくてもがんばれないので、励まされると追いつめられてしまう。