うつ病になると、「こころ」だけでなく「からだ」にもさまざまな症状があらわれます。とくに「からだ」の症状としては、不眠などがあらわれやすく、後になってうつ病であることが判明することもありますので、「からだ」の不調にも注意が必要です。
あなたの大切な人の様子がいつもと違う、おかしいと感じる時には、「眠れている?」「からだはだるくない?」「食欲はある?」など、からだの症状につい て尋ねてみてください。「最近元気がないみたいだけど大丈夫?」など、こころの状態を確認すると、本人は「もっとがんばらなくては…」と思ってしまうこともあります。しかし、からだの不調は本人も自覚できるために受け入れやすく、あなたから「からだに変化があるのだから、単なる疲れではないかもしれない。病院で検査を受けてみよう」と話すことができます。
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- 食欲が落ちたり体重が減っている
(あるいは、食欲が増したり体重が増えている) - 夜寝つけていない、夜中に目が覚めている、朝早く目が覚めている、寝過ぎている
- 普段に比べて話し方や動作が遅い、またはイライラして落ち着かない様子だ
- 最近、疲れている様子で気力がわいてないようだ
- 食欲が落ちたり体重が減っている